今週のスタン市場は、前週の軟調な流れを引き継ぐ形となり、全体的に下げ基調の展開となった


『絶え間ない飢餓、ウラモグ』は数百円下げて2000円を割り込む

『龍王オジュタイ』も3000円を下回った

さらに『アタルカの命令』も200円近く下げて1000円付近で下値を探る展開となり、現スタン環境を彩る主要アーキタイプの大手が揃って値を消した

たくわ中央銀行が先日発表した「12月のスタン大会短観」が参加者の減少を指摘する内容だったことも嫌気され、市場からは「次に控えるイベントがリミテッドのGP名古屋ということもあり、プレイヤーのスタン心理は冷え込んでいる」(大手証券)との声が根強い


スタントップ銘柄の『ヴリンの神童、ジェイス』も今週は9300円前後となり、高値水準に陰りが出てきている



一方で、『僧院の導師』は底堅い

今週は3200円前後の値をつけ、前週から300円高となった

「エスパーメンターの流行はもちろん、ダークジェスカイにおいても『カマキリの乗り手』に代わる形で採用され始めている」(大手銀)

「下環境での実績もあるだけに、プレイヤーの間でもまだ買い控えのムードはない。上値を追いかける展開はしばらく続く」(中堅証券)
など、市場からは強含みの声が相次いだ


また、アブザン関連銘柄も先週の値動きから反発

『先頭に立つもの、アナフェンザ』は1000円を回復し、『始まりの木の管理人』は700円前後、『包囲サイ』もワンコイン圏の500円に乗せ、それぞれ数百円高となった

「GP神戸以降、対アブザンアグロをめぐる動きが注目されてきたが、アブザンアグロ自体に地力があることは間違いない。このタイミングで押し目買いの動きがあったのではないか」(前出の大手証券)との指摘も聞かれた



今後のスタン市場は、年末年始を挟んだ後、いよいよ『ゲートウォッチの誓い』のプレビューが本格化し、新環境を睨んだ動きが加速すると思われる

「すでに情報が流れたカードの中では、エルドラージランプを強化する内容が多い。他にも後押しするようなカードの発表があれば、ウギンなどのランプ関連銘柄に買いが入る可能性はある」(ネット銀)との声も聞かれた



(了)

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索