東証スタン市場 今週の値動き 12/21〜12/28(毎週月曜日更新)
2015年12月28日 東証スタン市場今週のスタン市場は、前週の軟調な流れを引き継ぐ形となり、全体的に下げ基調の展開となった
『絶え間ない飢餓、ウラモグ』は数百円下げて2000円を割り込む
『龍王オジュタイ』も3000円を下回った
さらに『アタルカの命令』も200円近く下げて1000円付近で下値を探る展開となり、現スタン環境を彩る主要アーキタイプの大手が揃って値を消した
たくわ中央銀行が先日発表した「12月のスタン大会短観」が参加者の減少を指摘する内容だったことも嫌気され、市場からは「次に控えるイベントがリミテッドのGP名古屋ということもあり、プレイヤーのスタン心理は冷え込んでいる」(大手証券)との声が根強い
スタントップ銘柄の『ヴリンの神童、ジェイス』も今週は9300円前後となり、高値水準に陰りが出てきている
一方で、『僧院の導師』は底堅い
今週は3200円前後の値をつけ、前週から300円高となった
「エスパーメンターの流行はもちろん、ダークジェスカイにおいても『カマキリの乗り手』に代わる形で採用され始めている」(大手銀)
「下環境での実績もあるだけに、プレイヤーの間でもまだ買い控えのムードはない。上値を追いかける展開はしばらく続く」(中堅証券)など、市場からは強含みの声が相次いだ
また、アブザン関連銘柄も先週の値動きから反発
『先頭に立つもの、アナフェンザ』は1000円を回復し、『始まりの木の管理人』は700円前後、『包囲サイ』もワンコイン圏の500円に乗せ、それぞれ数百円高となった
「GP神戸以降、対アブザンアグロをめぐる動きが注目されてきたが、アブザンアグロ自体に地力があることは間違いない。このタイミングで押し目買いの動きがあったのではないか」(前出の大手証券)との指摘も聞かれた
今後のスタン市場は、年末年始を挟んだ後、いよいよ『ゲートウォッチの誓い』のプレビューが本格化し、新環境を睨んだ動きが加速すると思われる
「すでに情報が流れたカードの中では、エルドラージランプを強化する内容が多い。他にも後押しするようなカードの発表があれば、ウギンなどのランプ関連銘柄に買いが入る可能性はある」(ネット銀)との声も聞かれた
(了)
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