東証スタン市場 今週の値動き 12/28〜1/4(毎週月曜日更新)
2016年1月4日 東証スタン市場今週のスタン市場は、現環境への手仕舞い感から小幅な値動きとなった
先月末よりOGWのプレビューが始まり、注目を集めているが、「大きなサプライズはなく、堅実なカードが多い印象。今のところは買いの材料にはなりにくい」(大手銀)という声も聞かれ、市場の反応は冷ややかだ
年末年始を挟んだ関係で、今週は大きなイベントが行われることもなく、「もう2週間もすればOGWのプレリリース。現環境については一足先に手仕舞い感がある」(大手証券)という見方が強く、買いの余地はあまりなさそうだ
そんな中で、「買いが買いを呼んでいる」(ネット銀)状態なのが、『苦い真理』と『僧院の導師』だ
それぞれ150円以上の値上がりとなり、先月から続く強含みな展開に陰りは見られない
「ブレイクのきっかけになったのはGP神戸で活躍したエスパーメンターの登場に他ならないが、今ではダークジェスカイもこの2枚を採用し始めている」(前出の大手証券)
「両者とも下環境でも使われているため底堅いというのが市場の共通認識。特に僧院の導師はそろそろ供給面でも数が出回らなくなるため、需要の高まりが値上がりに直結しやすい」(地方銀)との声も聞かれた
また、「ダメラン関連銘柄」も好調だ
5銘柄の全てが200円を超えるところまで値を上げた
「OGWにて無色マナを必要とするカードが、市場の予想を超えて多く収録されることで、プレイヤーの間で先物買いの動きが出ている。エルドラージ関連だけではなく、軽量除去まで無色マナのものがあったのは驚きを持って受け止められた」(前出の地方銀)ということで、今後のプレビューの内容次第では、値上がりが加速する可能性も残している
今後のスタン市場は、OGWのプレビューがほぼ出揃い、いよいよ現環境でのマーケットの最終局面を迎える
おおむね模様眺めの展開が予想されるが、駆け込みでの先物買いの動きがあるか注目だ
(了)
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