東証スタン市場 今週の値動き 1/11〜1/18(毎週月曜日更新)
2016年1月18日 東証スタン市場今週のスタン市場は、『ゲートウォッチの誓い』の先物取引が本格化し、久しぶりに賑わう展開となった
先日、いよいよ『ゲートウォッチの誓い』の全カードが公開され、早いところでは予約による先物取引が始まっている
初値で最高値をつけたのは『コジレックの帰還』だ
2800円前後の値をつけ、一部では売り切れによるストップ高になるシーンも見られるなど、強気な展開が続いている
「シンプルな効果だけに、いい意味で手堅い銘柄。インスタントタイミングによる全除去ということで、ランプデッキのみならず幅広いアーキタイプで使われることが見込まれやすい」(大手証券)
「無色であることからプロテクションなどに影響されない。下環境でも見かけることになるではないか」(ネット銀)など、市場からも楽観的な声が相次いだ
だが、一方では「4枚積まれるタイプのカードではない。初値は話題性に引っ張られて過熱気味な印象。供給が落ち着く頃には初値を超える展開にはなりにくい」(中堅証券)と、高水準の初値に警戒感を示す声も聞かれた
次点で高値となったのは『ゼンティカーの代弁者、ニッサ』だ
こちらも2500円前後の値をつけ、OGWのトップレアの座を争っている格好だ
「3マナのPWというのはそれだけである意味ブランド。構築実績のあるものばかりであることから、このニッサにも期待感が広がっている」(大手銀)との見方から、しばらくは底堅い展開が続きそうだ
もう1枚のPWである『炎呼び、チャンドラ』は1000円前後。ニッサと比べるとやや寂しい初値をつけた
「やはり6マナという重さが嫌気されている。プレイヤーもPWを見抜く目が肥えてきており、もはや「ご祝儀相場」も期待しにくい」(前出の中堅証券)という厳しい声も聞かれた
その他の注目銘柄では、『難題の予見者』と『大いなる歪み、コジレック』がそれぞれ1800円前後。『ニッサの誓い』が1000円前後の初値をつけている
今後のスタン市場は、いよいよいOGWが発売し、新環境を迎える
「今回のプロツアーはフォーマットがモダンであるため、スタン市場の出足はやや鈍いだろうが、SCGなどの結果が材料として出揃えば一気に展開が加速するだろう」(前出の大手銀)との声も聞かれ、しばらくは荒れ模様の展開が続きそうだ
(了)
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