東証スタン市場 今週の値動き 1/18〜1/25(毎週月曜日更新)
2016年1月25日 東証スタン市場今週のスタン市場は、『ゲートウォッチの誓い』が発売されたことを受け、活発な値動きを見せる銘柄が相次いだ
22日、ついに『ゲートウォッチの誓い』が発売され、関連銘柄の取引がスタート
「発売直後お決まりの落ち着かない展開」(ネット銀)となり、トップ銘柄も激しく入れ替わる荒れ模様となった
『コジレックの帰還』が2500円前後、『ゼンティカーの代弁者、ニッサ』が2200円前後と、それぞれ高値をつけたものの、予約時の初値から比べるとやや軟調な展開
それに取って代わるように買いを集めたのが『難題の予見者』だろう
現在は2400円前後で取引されており、トップ銘柄の座を伺う格好だ
「環境最初のSCGで4枚フル投入されたエルドラージランプが結果を残したことが好感されている。材料不足気味な発売直後において、SCGの結果は値動きに直結しやすい」(大手証券)との指摘も聞かれ、現在は売り切れストップ高のシーンも見られた
それに伴って、エルドラージランプ関連銘柄が強含み。好調な展開だ
中でも『絶え間ない飢餓、ウラモグ』が小高い。3000円前後で推移しており、数週間前と比較すると1000円近い上伸となった
その他、『森の代言者』や『永代巡礼者、アイリ』が揃って300円前後と、予約時の初値からほぼ倍増。こちらもSCGで採用されたリストが上位に入賞しており、「プレイヤーの心理を後押しした」(前出のネット銀)格好だ
一方で、長くスタン市場のトップ銘柄の座に君臨する『ヴリンの神童、ジェイス』は8900円前後となり、9000円を割り込んだ
「バブル的な買いが収束してきている。競技プレイヤーの多くはすでに4枚揃えてしまっている場合も多く、需要に一服感が広がっている」(地方銀)との声も聞かれ、軟調な展開を警戒する見方が広がっている
今後のスタン市場は、週末にGP名古屋という大イベントを控え、今週の賑わった展開を引き継ぐものと思われる
「GP本戦のフォーマットこそリミテッドではあるが、サイドイベント等の結果は市場にも大きな影響を与えるだろう」(前出の大手証券)
「新セット発売直後はメタゲームも成熟していない。様々なカードにチャンスがあるだけに、きっかけ一つで敏感な動きになりやすい。「第二のジェイス」や「第二のギデオン」を探す動きも見られる」(大手銀)という声も聞かれ、活気を帯びた展開が続きそうだ
(了)
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