今週のスタン市場は、『ゲートウォッチの誓い』発売による新環境の到来の余波が続き、荒れ模様の展開となった
最新セットのOGWから、特に買いを集めているのが『ゲトの裏切り者、カリタス』だ
今週は1300円前後の値をつけ、発売初週から120%近い急騰となった
「4マナ4/4プラスαと単体である程度のカードパワーが保証されており、しかも単色。市場からは手堅い銘柄として認識され始めている」(大手銀)
「先日のSCGでも優勝をおさめるなど、現在はラリー系のデッキが快進撃を続けており、追放効果のあるカリタスは「アンチラリー」の役割も担っている。環境的な追い風もプレイヤー心理を強気にしやすい」(中堅証券)との声も聞かれ、まだまだ上値を探る展開もありえそうだ
『森の代言者』も上伸
今週は600円前後で推移しており、売り切れストップ高のシーンも見られた
「2マナという軽いカードであり、こちらも2/3警戒で単体でのカードパワーが保証されている。軽いカードはデッキに4積みされやすく、需要も高まりやすい」(大手証券)との指摘も聞かれ、初動からは300%を超えた今もなお上値を試す展開が続いている
OGW以外の銘柄では、『ピア・ナラーとキアン・ナラー』も高騰気味だ
今週はワンコイン圏の500円を突破。先週からは200円近い値上がりとなっている
「マルドゥカラーのデッキが復権気味であることが買いの材料となっている。1枚で強いカードでもあるし、変位エルドラージとのシナジーに注目したデッキも登場している」(ネット銀)という声も聞かれた
一方、下げがキツイのが『ゼンディカーの代弁者、ニッサ』だ
今週は1700円前後となり、先週から500円を超える値下がりとなった
「カードパワーそのものに疑問符がつき始めている。環境的な向かい風による一時的な値下がりとも言い難く、反発材料に乏しい」(前出の中堅証券)
「ほらね?(http://mtg1919takuwa.diarynote.jp/201601092306329831/)」(たくわ系証券関係者)など、初動から3割近く値を下げた今も、市場からは割高感が拭いきれない指摘が相次いだ
今後のスタン市場は、OGW環境の慌ただしい流れが続くものと予想される
「今環境はプロツアーのフォーマットがモダンであることも相まって、スタン環境の成熟のスピードが例年よりゆったりとしている。プレイヤーの多くは材料不足気味で、SCGなどの大会結果一つをきっかけに大きく左右されやすい下地が整いつつある」(前出の大手証券)との指摘もあり、今後も賑やかな展開がしばらく続きそうだ
(了)
コメント
引いたニッサとチャンドラはとりあえずキューブにぶちこみます(
やってもうたw恥ずかしいww
キューブドラフトやりてえなあ