東証スタン市場 今週の値動き 2/22〜2/29(毎週月曜日更新)
2016年2月29日 東証スタン市場 コメント (3)今週のスタン市場は、全体的に下げ基調の軟調な展開に終始しつつも、一部銘柄が買いを集める方向感の定まらない展開となった
先週末は、米国にてGPヒューストンが開催
白緑鱗デッキがTOP8に2人を送り込む鮮烈な活躍を見せて注目を集めた
「決して目新しいアーキタイプではないが、まさかここまで勝つとは考えられていなかった。市場予想を大きく上回る結果だけに、プレイヤーに与えたインパクトは大きかった」(大手証券)というような声も聞かれ、市場の一部銘柄にも影響を与えている
まず、『ゼンディカーの代弁者、ニッサ』が上伸だ
OGWリリース以来、下値を試す展開が続いていたが、今週は反発
先週から300円近く値を上げ、1300円前後となった
「GPヒューストンで活躍した白緑鱗デッキを筆頭に、アタルカレッドにもメインから採用されるなど、評価が大きく見直され始めている」(前出の大手証券)
「3マナという軽さもあり、積まれるなら4枚フル投入されやすい。初値から60%以上も値を下げているだけに、市場には値ごろ感も広がっている」(地方銀)など、好意的な声が相次いだ
また、OGWのもう1枚のPWである『炎呼び、チャンドラ』も好調だ
今週は1600円前後となり、先週から300円近い値上がり。発売来の最高値を更新した
「GPヒューストンのグリーンマルドゥに採用されているが、渡辺雄也プロがダークジェスカイにもメインから投入して「新たなるエルズペス」と評するなど、赤絡みの中速デッキのフィニッシャーとして確固たる地位を築きつつある」(中堅証券)
「先日のRPTQで松本友樹プロが持ち込んだグリクシスコントロールではメインから3枚も採用。これまではピン挿しのリストがほとんどだっただけに大きな注目を集めた」(大手銀)という指摘も聞かれ、複数採用するような動きが広がれば、まだまだ上値を追いかける展開も考えられる
スタン市場トップ銘柄の『ヴリンの神童、ジェイス』も堅調
先週から400円近く値を上げ、10000円の大台でせめぎ合う展開となっている
「カードパワーの高さはすでに織り込み済みだが、最近ではバントカラーの中隊デッキにも採用され始めた。インスタントタイミングで場に出し、除去される前に変身する動きはやはり強烈」(ネット銀)との声もあり、登場から半年を過ぎた現在もなお底堅い
一方で、『ケラル砦の修道院長』が弱含み
今週は400円近く値を下げて、1000円の大台を割り込むシーンも見られた
「アタルカレッドを支える主要銘柄であることに変化はない。ただ、2/3のサイズに警戒を併せ持つ『森の代言者』が環境に蔓延っていたり、これまでお客様だったランプデッキが『コジレックの帰還』を手に入れたりと、赤単系のデッキは環境的に逆風と言える」(前出の大手銀)という声も聞かれた
『搭載歩行機械』も続落
今週は1200円前後となり、先週から300円近く値を消した
今後のスタン市場は、来月中旬に控えるBMOとBMIを睨みながら、全国で行われるPPTQなどに引き続き注目が集まる
「新環境後にはGP東京という大イベントも控えており、そのトライアルが全国で行われている。ローテーションが約一ヶ月後に迫ってはいるが、環境末期に見られる閉塞感は比較的薄く、プレイヤー間のスタンへのムードは鈍っていない」(前出の地方銀)という声も聞かれ、今週の白緑鱗デッキのようなサプライズもあれば、活発な値動きも期待できそうだ
(了)
コメント
リンクさせて頂きました。
そんなそんな。完全な自己満足なんでお恥ずかしいです
スタンは環境が目まぐるしく変わるので、難しいところもありますが面白いですよね
>>ちゃんどらさん
はじめまして。そう言っていただけると嬉しいです。ありがとうございます!
こちらからもリンクさせていただきました。今後とも何卒よろしくお願いします!